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株式会社 西日本科学技術研究所

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「川の外科医が行く」出版および学位取得記念講演会が開催されました。
 平成24年5月17日に、「川の外科医が行く−高知発、近自然工法の軌跡」(高知新聞社発行)の出版と福留所長の博士号取得の記念講演会が開催されました。講演会にはバイオフィット研究会(http://www.ule.co.jp/activity.htm#05)会員をはじめとして90名を超える方々が参加し、高知県内はもちろん、北海道網走市や東京都など遠方からも駆けつけて下さいました。
 博士論文の概要を紹介する福留所長の講演にひきつづき、「川の外科医が行く」の著者である掛水雅彦さん(高知新聞社 編集委員)から、福留所長との出会いをはじめ、記事にしたいと思ったきっかけ、執筆を通じて感じた「人間の積み重ねの面白さ、運のつながり」についてお話いただきました。
 一部をご紹介すると、「近自然工法は魚も喜ぶし、住民も喜ぶ。工事関係者も『自然にいいことをやった、世の中の役に立った』と思える。誰もが幸せになれるのが、近自然工法の僕流解釈」「福留さんの足跡はぜひとも書き残さなければと思った。それは高知県にとっても日本の川の歴史にとっても意義深いものになるはずだから」。
 そして、掛水さんはご講演を次のような言葉で結びました。「(この本は)技術論がほとんどない人間ドラマであり、常識はこういうふうに打ち破る。前例を吹き飛ばす異端児ばかりが登場し、読めば勇気が出る本」。
 掛水さんのお話を通じて、近自然工法が人の結びつきによって支えられていることをあらためて実感しました。私たちはこの人と人との結びつきを糧にして、これからも人々の暮らしを守り豊かな自然をはぐくむ川づくりに励んでいきます。

会場の様子。当日は90名を超える方々が参加し、熱心に講演に耳を傾けました。

講演後はそれぞれの近自然工法への思いが語られました(右から福留所長、掛水氏、新谷哲章氏[網走漁業協同組合 理事])。

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