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月別アーカイブ: 2020年4月

『近自然工法事例map』を更新しました!!

当社が携わった近自然工法実施箇所の中からピックアップして作成した『事例map』も2017年4月末の公開から3年。この度アクセス数が3200回を超えました!ご覧頂き、ありがとうございます!

今回は、近自然工法事例としても記載した、既設構造物に魚道機能を付与するにあたり、自然石を活用して流況の多様化を図った2事例(物部川、上八川川)を追加するとともに、平成30年度に新たに取り組んだ京都市・小塩川についても写真を追加しました。

これまでに掲載した全国各地の様々な事例と同様に、概要や写真を地図上でご覧頂くことができます。下記のアドレスにアクセスしていただき、ぜひご覧ください。

[事例mapはこちら

物部川・深淵床止め(高知県香南市、設計・施工:国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所)

上八川川・本郷地先横断構造物(高知県いの町、設計・施工:高知県中央西土木事務所)

小塩川(京都府京都市西京区、設計・施工:京都市西京土木事務所)

 

『ヘルスアップチャレンジ2019』を宣言し健康保持増進に積極的に取り組んだことが表彰されました

当社では、毎年5月に衛生研修を実施し、社員の健康への提言を続けています。

お世話になっている保健師さんからも、日ごろから健康に留意されている結果が健診結果にも表れていますね、とお褒めの言葉をいただいていました。

毎日、健康で過ごすことはともすると当たり前になっていますが、その当たり前が続くために、「健康経営」の第一歩として、社内での健康管理の取り組みを、全国土木建築国民健康保険組合主催のヘルスアップチャレンジ2019において、「健康事業所宣言」を行いました。

今年は、コロナ対策も行い、社員が心身ともに元気に働ける事業所を目指して、健康づく

りに取り組んでまいります。健康有料事業所宣言

『近自然工法事例』を更新しました!!

当社が昨年携わった本社所在地・高知県における事例の中から、『自然石を活用した魚道』の事例を追加しました。

物部川は、高知の玄関口である高知空港に近い下流区間、上八川川は「奇跡の清流」として知られる仁淀川の上流域に合流する支川と、設置区間は異なるものの、ともに既設構造物に魚道機能を付与するにあたり、自然石を活用して流況の多様化を図った事例となります。
下記のアドレスにアクセスしていただき、ぜひご覧ください。

[事例について詳しくはこちらから]

物部川・深淵床止め(高知県香南市、設計・施工:国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所)

上八川川・本郷地先横断構造物(高知県いの町、設計・施工:高知県中央西土木事務所)

弊社顧問を務めていただいた坂田俊文先生(東海大学名誉教授)が令和2年3月24日にお亡くなりになりました

創立以来、弊社顧問を務めていただいた坂田俊文先生(東海大学名誉教授)が令和2年3月24日にお亡くなりになりました。坂田先生は、宇宙考古学という分野を切り拓いた第一人者であり、数多くのテレビ番組に出演され、世界を股にかけて活躍されておりました。また、科学技術を駆使し、法隆寺の消失した壁画の復元や百済観音像を鮮やかな色彩に復元することにも成功されています。

弊社におきましても、ランドサット衛星によるリモートセンシングの考え方など、最新の技術を惜しみなく社員に教えてくださったことなど、感謝に堪えません。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします

1985年『鏡川シンポジウム“水とまちの再生”』

1994年『NIT20周年 記念講演会』

2017年 所員研修会『これまでの40年これからの40年』

 

水域生態 室長 平賀洋之が博士の学位を取得しました!!

弊社の水域生態 室長 平賀洋之が、2020年2月7日に高知大学大学院総合人間自然科学研究科 黒潮圏総合科学専攻において博士(学術)を取得しました。博士論文のタイトルは以下のとおりです。

「四万十川におけるテナガエビ属3種の生態学的研究」
本研究では、四万十川に生息するミナミテナガエビ、ヒラテテナガエビ、テナガエビの漁獲状況及び生活史について、夏~秋の下流域における漁獲物及び周年に亘る中・下流域での潜水観察・採集により精査しました。漁獲状況では、種組成、サイズ、性比、生活史に関しては、底生期における分布、加入時期と加入群の成長、抱卵期等のほか、浮遊期では流下の日周変化や汽水域における水平・鉛直分布等がそれぞれ明らかとなりました。

 

弊社では、設立当初より、所員の自主的な調査研究を奨励しており、得られた研究成果は関連学会等に公表することに努めています。今後も、社会に貢献できるよう、このような学問の進展につながる基礎研究への取り組みを積極的に支援して行きます。